第一部上映作品 

自主制作ビデオドラマ
文部科学省選定作品
「おじいちゃん、またあした ね。【英語字幕付】」

<物語のあらすじ>
阪神淡路大震災は建造物だけでなく、人々の心にも大きな傷跡を残した。
小学校2年生になる和也は両親と兄弟を一度に失った天涯孤独の震災孤児である。
「つくし寮」に入所するものの心を閉ざした日が続くが、縁あって養子として引取られた。
一度はセラピードックを目指す犬の「ボス」の助けをかりて心を開いたのだが、
養子となり環境の変化についていけず、またしても心を閉ざしてしまう。
一方、痴呆症と孤独に戦う元教師の老人がいた。
セラピードッグがとりもつ縁で和也と、この老人の奇妙なつき合いが始まる。
老人には一つの楽しみがあった。 美しい夕陽を一人で、じっといつまでも眺めることである。
和也は、その場所に連れて行ってと、せがむのだった。
老人は和也にささやいた。
「夕陽は朝日を呼ぶんだよ」
不思議そうに和也が老人を見ると、老人の目は輝いていた。

【出 演】
山口幸生
宮元和馬
園 英子

窪田弘和
鈴川法子
中井美希 池田康平

浅田祐二
藤坂有希
岡田翔太
まつむら眞弓
田中清三
島田佳子
森川愛加
手島みづえ
鈴木礼奈
森川悦子
紺谷修平
田中 翼 田中美穂
荒木正義

入江慎也

滋賀県志賀町の皆さん
ほか
【特別出演】
日本レスキュー協会
セラピードック ボス
ドックトレーナー 城戸聡子
 【ロケーション協力】
志賀町ディサービスセンター/志賀町ふれあいセンター/志賀町立木戸小学校/
滋賀町立志賀北幼稚園/木戸・樹下神社/木戸・安養寺/割烹・竹泉/喫茶・すばる
 

The Staff Introduction

原作
Original Story
藤坂 有希
Yuki Fujisaka

Profile

製作
Producer
藤坂 有希
Yuki Fujisaka

 

監督/脚本
Director/Screenplay
和田 圭一
Keiichi Wada

Profile

音楽
Composer
町尾 りん
Rin Machio
 
撮影
Director of Photography
長谷川 光徳
Mitsunori Hasegawa
Profile
撮影助手
Photography Assistant
杉原 典彦
Norihiko Sugihara
 
照明技師
Gaffer
土居 欣也
Kinya Doi
 
山田 健嗣
Kenji Yamada
 
照明助手
Electrician

 

 

亀山  譲
Joe Kameyama 
 
香川 一郎
Ichiro Kagawa
 
苅屋 俊行
Toshiyuki Kariya
 
録音整音
Recording Supervisor
田辺 義教
Yoshinori Tanabe
 
録音助手
Recording Assistant
細井 嘉雄
Yoshio Hosoi
 
村上 昌平
Syohei Murakami
 
斎藤 名穂子
Nahoko Saito
 
記録
Scripter
中田 英子
Eiko Nakata
 
編集
Editor
和田 圭一 
Keiichi Wada
 
助監督
1st Assistant Director
六車 雅宣 
Masanobu Rokusha
 
助監督
2nd Assistant Director
中野 広之 
Hiroyuki Nakano
 
助監督
3rd Assistant Director
濱 龍也 
Ryuya Hama
 
スチール
Photographer
田中 秀樹
Hideki Tanaka
 
美粧
Makeup 
菊地 智子
Satoko Kikuchi
 
VFXスーパーバイザー
Visual Effects Supervisor
釣田  泰
Yutaka Tsurita
 
技術協力
Technical Cooperation
スタジオ203
Studio 203
 
ロケコーディネーター
Location Coordinator
田中 清三
Seizo Tanaka
 
製作主任
Production Manager
福田 雅弘
Masahiro Fukuda
 
製作担当
Co-Producer
釣田  泰
Yutaka Tsurita
 
製作協力
Produce Cooperation
ニーオスブレイン
Neosbrain
 
製作
Produced by
プロダクションウィスティリア
Production WISTERIA
 

(2000年度作品/73分/デジタルビデオ)

 東映京都スタジオ所属女優である、藤坂有希が結婚資金を投じて(?)自主制作した作品である。藤坂は東映俳優養成所児童科の講師でもある。98年の秋、舞台劇「神様は石ころの中にござる」という、震災遺児をテーマにした作品を、本作品の監督、和田圭一に依頼し、日本レスキュー協会の主催で、京都と神戸で発表する。この続編をビデオドラマとして作りたいという思いにかられ、俳優養成所の事務員であった福田雅弘らに相談する。福田は養成所の生徒を使った短編ドラマの制作を和田圭一と毎年行っていた。当初、同様の低予算の作品を考えていたが、スタッフに加わった東映太秦映像の製作スタッフ釣田 泰らの「どうせ作るなら精一杯良いものを」という甘い言葉に唆され、自費(:結婚資金)を投じて、自主制作に乗り出す。
 参加したスタッフと演技者は手弁当で参加し、2000年5月のゴールデンウィークに撮影。8月27日完成させた。
 スタッフの熱意も只者ではない、ポストプロダクションは全て監督やスタッフのの自宅で、自前のパソコンを使って仕上げている。また、映画人のこだわりも随所に散りばめられている。例えば、夕陽などは全てCGで製作し実写映像に合成したり、運転手の顔に蛙を貼りつけたり、遅刻した犬を後で合成したり、一見しただけでは判らない部分にCGやVFXを使用している。これらも、スタッフが自作したパソコンにアフターエフェクト等をインストールして自前で行っています。
 因みに、この作品で得られたVFXノウハウは、「水戸黄門」などの既存のテレビ時代劇でも使われています。
 本作品は藤坂有希らによる上映会で上映される中、昨年2001年の1月17日にテレビ愛知で、「震災特別番組」としてノーカットで放送されるという快挙を成し遂げる。
 撮影所スタッフと演技者の作品とはいえ、全くの個人による自主制作で、ここまで成し遂げた事は特筆すべき事ではないだろうか。これからも期待するグループである。

オフィシャル・ホームページ http://www.neosbrain.com/ojichan/ojichan_syokai.html